New Blog Posted!新築をお求めのお客様からいただくご質問のナンバーワンがこれ。まだ使われていない家を買うんだし、保証書も建設会社からもらえるからインスペクションは不要ですよね、市からのインスペクターの承認を得て完成した家だから安心ですよねって。 単刀直入に答えると、「購入段階でのインスペクションは必要」です。 ではなぜ?![]() まず、新築に対しての考えをレビューしてみましょう。 新築物件は家を構成する全てのコンポーネントが新品です。全てピカピカで匂いも空気も気持ち良いものです。でも新しいと欠点はないのでしょうか?設置されているものはきちんと取説通りに設置されているでしょうか?いい加減に建てられたのではという勘ぐりは不要だと思いますが、技術と経験のある建設会社でもヒューマンエラーはありますし、使用した建材や装置にミスがある場合もあります。自動車などロボットによって製造されたものでさえも、何故かたまにいつもどこか故障して直そうとしても何故か直らないレモンもありますよね。そんな感じで建て売りなど沢山同じような家がどんどん建てられている状況でも、一件一件ちょっとずつ違って建てられているのが現状で、隣の家がパーフェクトだったからと言ってこちらの家もパーフェクトかと言うとそうでない可能性があります。 でも新築は建築の各段階で市(またはカウンティー)からのインスペクションに合格しないと前に進めないはずだから、完成した家っていうのは問題ないってことなのでは?![]() 市やカウンティーから送られる建築のインスペクターは、建設の仕方や設備の設置の仕方が現在の建築規定に沿っているかを見ているだけで、機能的に問題があるかは見ていません。規定を確認するインスペクターと、家の状態を見るインスペクターの役割や目的は全く違いますので、片方のインスペクションをパスしたからと言って別のほうもOKと考えるのは誤りです。 新築物件は問題がない...のではなく、まだ使用されていないから欠陥が浮上していないだけと視点を変えると良いです。建設会社や建築方法がどうのというよりも、一般的に新築でも追って手直しの必要な部分が出るのは普通だからです。 保証が付いてくるから問題が起こるたびに建設会社に来てもらって直せば良いでしょう?殆どの新築は保証書が付いてくるのは確かです。例えば購入から10年間は構造をカバーする一方でそれ以外のもの(配管や壁、ドアなどいわゆる家の部品とみなされるもの)は始めの1年間のみなど、内容で有効期間が2通りになる保証制度が多いです。建設会社の扱う保証プログラムによって期間と内容が異なりますので、購入契約時に付いてくる保証内容について建設会社から資料を得てよく理解するのが大事です。 大手の建設会社では購入から一年目が終わろうとする時期に、自動的に修理の必要な個所があれば保証期間が終わる前にリストを提出するようリマインダーをくれたりします。部品に対しての保証が一年であれば、建設会社に修繕してもらうリクエストのチャンスはその時のみです。その前にやってほしくても、建築ミスで配管が壊れて家が水浸しになった...など緊急を要するものでない限り、例えばドアの金具の具合でドアがきちんと閉まらない、壁からネジが浮き上がってきた、などは一年目の修理リクエストのリストに加えるように指示があるのが殆どで、問題がある度に直してもらえるという対処はされません。 そして誰も住んだことないからわからなかった欠陥で一番多いのは水回り事情。建築工事屋さんが規定通りに配管通してトイレやシャワーを付けてくれても、水をちょっと流して「うん、繋がってる」と確認するくらいで終わりです。そこへ購入後、自分達がファミリーで入居したら使用量が違い、いきなりパイプが爆発したり食洗器から水が漏れだしたりなんてハプニングも無きにしも非ずです。 ![]() そんな参事が起こってから建設会社を呼んで対処すれば良いと思われますか?それとも購入契約期間中にインスペクションをして、問題の大小関係なく何か浮上したらそれを明け渡しまでに直してもらう処置を取った方が安心でしょうか。そうです、インスペクションをして問題があった場合(どんな新築でも全く何も出ないことはありません)、購入が完了する前までに直してもらえるんですよ。部品の取り寄せに時間がかかって明け渡し日までに間に合わない場合もありますが、既に直す手配になっているため部品が届き次第やってもらえます。 もちろんインスペクションもたまたまその時に問題が出てこない場合もありますので絶対確実なわけではありませんが、建設会社が出してくれる保証書に頼るよりも、発覚した問題点は明け渡し前に修繕済みのため住んでからの安心度が違います。 最後にもうひとつ心に留めておくべき点ですが、家は建てられてから地盤に馴染むまで数か月かかり、そのプロセスにマイナーな構造上の歪みが生じる場合があります。壁に使われた釘の頭が浮きだしたり、壁や天井の板の合わせ目に沿ってペンキに軽くヒビが入るのはそのためで、一般的に問題ではありません。保障が切れる前の点検があれば建設会社に言ってタッチアップしてもらうと良いです。ただし、ヒビが板の合わせ目と関係なく斜めに走ったりコンクリートに亀裂が生じたりなどは、もっと深刻な問題である可能性がありますので、保証の有無関係なく即建設会社やコントラクターにご相談なさることをお勧めします。
|
カテゴリ-
All
アーカイブ
March 2025
|
|