New Blog Posted!シアトルも春に向かって家を売りに出す人が多くなってきましたので、カーブアピールについてお話しします。 カーブアピールって何?![]() カーブアピール(ストリートアピールとも呼ばれます)とは、目を引く魅力的な外観という意味で住宅に対して使われます。家と前庭が綺麗に手入れしてあり、通りかかった人が「この家素敵!」と思うような家はカーブアピールがあるわけです。前庭がボサボサしていたら、いくら家自体が綺麗でも全体で沈んだ印象になってしまいますので、メンテナンスの行き届いた家と前庭との両立で清潔で整ったイメージを創り出し、カーブアピールが成立します。 ![]() 家を売りに出すと、人が内覧しに来たり車で外目だけ見に来たりします。修理の必要なFixer upperのような物件や、As-isで安く売られているような物件ですと、予め購入者の期待もその程度ですのでカーブアピールは殆ど意味がありませんが、それ以外(大抵の売却)の場合は、家を外から初めて見た第一印象が「なかなかいい感じ!」だったら、家の中を見る前に既にこの家に対して好感を持ってもらえ、購入の方向に運びやすくなります。逆に第一印象ががっかりするものだったら...家の中に入る際もわくわく感は全くなく、外があの状態では、家の中もきっと清潔でないとか、メンテナンスされていないだろうと、マイナスな先入観で室内を見結果になりられるかねません。 私の過去の経験で、家を探しているお客様と内覧のために売り物件に着いた途端、お客様が「この家、見た目が良くないから中は見なくて結構」と仰ったことが数回ありました。物件情報で掲載されていた写真では全体の雰囲気が上手くつかめず、実際に見に行って時の第一印象が良くなかったために、車から降りもしなかった方や、家の中を見ても外からのがっかり感をずっと引きずられた方など、せっかく物件情報を見て興味を持って内覧に来られたのに、これでは残念過ぎますよね。 カーブアピールを達成するには、お金をかけて魅力溢れる外観にしないと売れないの?そんなことありません。現在の状態によってお金をかけることが必要かどうか決まってくるかもしれませんが、大抵の場合、私がお勧めするのは雑草を取り除いて芝生の淵(エッジ)をきちんと整えたり、伸びすぎている草木を整理したりなど、かなりベーシックな点を重視しています。それだけでもかなり印象が変わってきます。要は整って(Tidyに)見えるかです。結局これが一番大事。 ![]() 予算がもう少しあるなら、新しくマルチや小石を敷くと安価でリフレッシュした印象を与えることが出来、更にプラスです。でもこれは芝生などを綺麗にしたら生きてくるもので、雑草があったり草ぼうぼうしているのにマルチなどを新しく敷いても全く良く見えませんので、芝や草木を綺麗にトリムすることを先決にしてください。 花を植えることについて良く尋ねられるのですが、私はあまりお勧めしません。雨の多いシアトルでは花が散るとかえって汚い印象になるのと、小花はある程度敷き詰めて植えないと、買って来て地面に入れてみました的にわざとらしく見える場合が多いからです。安かったからと、パンジーやマリーゴールドのような小さな花をぽつぽつと植えたりすると、家の趣がその安いお花調になってしまいます。この種の花を使う場合は土に植えるよりも大き目な草花とミックスで鉢植えに入れたほうがまとまりがあって見栄えするかもしれません。それよりも、色を与えるなら、季節にもよりますがラベンダーとかヘザーのような、枯れにくくケアも楽なものが私的にはお勧めです。 植物だけでなく、目につくもの全てに目を向ける![]() 苔で緑になってしまっているフェンスやドライブウェイはプレッシャーワッシャーでよく洗い流します。フェンスでペンキが剥げているところがあるならタッチアップも忘れずに。そういう細かい気配りがカーブアピール達成に繋がります。 カーブアピールを意識して庭を手直ししながら、ある程度整った時点でちょっとさがって見直してみてください。家を見に来た人が初めて家を見る観点で、どう見えるかをよく考えて。お金がかかって見える必要は全くありません。シンプルでいいんです。小綺麗に整って見えるようにするのがゴールです。 シアトルやイーストサイドで売値が$1.5ミリオンを超える物件の場合は、芝生が健康状態で土には新しいマルチを敷くくらいは当たり前な準備だと思ってください。出来ればガーデナーに相談して物件の値段相応なカーブアピールを造り出すのがお勧めです。周りも高級住宅でしょうから、それ相応に準備しないとカーブアピールになりません。 売っている間のケア 売り出し前の準備も大切ですが、売りに出してからもそれを維持しなければなりません。芝や草木はいつも綺麗にトリムし、枯れた花や葉はまめに取り除いて清潔感を保ちます。シアトルエリアは秋になると落ち葉がすごくなりますが、出来るだけ玄関の前やドライブウェイはまめに落ち葉を取り除くよう心がけましょう。冬になって葉がすっかり落ちた後、家の周りの落ち葉かきをして屋根や雨どいの掃除もすると、カーブアピールも復活します。 なかなか売れない物件で、売り主さんが半分諦めてしまって家の周りがぼうぼうになってしまっている売り家をたまに見かけますが、そうすると購入者のその家に対する価値観もどんどん下がってしまいますし、空き家だと思われるとセキュリティーの面でも良くありませんので、ケアは頑張って続けるようにしましょう。メンテナンスが行っていない家は余計に売れなくなってしまいます。遠くに引っ越してしまって目をかけることが出来ない場合などは、業者を入れるか、売るお手伝いをしているエージェントに相談して対処法を見つけましょう。 その他の忘れてはいけない注意点 カーブアピールは見た目にフォーカスしてますが、適切な処置をするのがベストです。マルチや新しい土を敷く場合、感覚的に分厚く敷くと贅沢に仕上げたように思いがちですが、沢山盛ったために家のサイディング(外壁)に悪影響になる場合があります。土台はコンクリートですが、サイディングは湿気の侵入で劣化しますので、土、マルチ、そして植物がサイディングに接触しないように注意してください。接触している個所はインスペクターに指摘されてしまいますよ。 それから、木の枝が屋根や雨どいにかぶさっているのも屋根に良くありませんので、覆っている枝は綺麗に切り落としてください。これで重苦しい印象もカットできます。
コンポジションの屋根に苔が生えたり落ち葉で汚くなってしまっていても、絶対にプレッシャーワッシャーで洗浄しようとしないこと!屋根を雨などから守るために塗ってあるGranuleというコーティングが強いプレッシャーで剥がれてしまいます。苔などはZincなどで優しく取り除くことが出来ます。ホームセンターなどにご相談ください。 |
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March 2025
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